シニアエキスパート
アルファブレーンのシニアエキスパート事業の目的は、「技能伝承」と「人材育成」です。
当社は、経験・知見の棚卸しから「技能」としての整理やクライアントへの伝え方などでシニアを支援しています。また、ご活用いただいた際には、コンサルタントによるフォロー体制があります。
シニアエキスパートは、比較的安価に特別な専門家をコンサルティングファームの技術体系化とコーディネート付きで、ピンポイントで活用できるのが特徴です。
他社の異なる視点や長い経験から得られた知見を持った一流の人材から学び、従業員の育成に活かすことこそ、シニア人材の正しい活用方法だと当社は確信しています。
当社の【シニアエキスパート】は、以下の関門をクリアできた方々です。
①経験・知見の棚卸しを行い、整理し、「技能」として形にすることができた。
②「技能」をどう伝えれば、世の中のお役に立つのかを考え抜くことができた。
シニアエキスパートの紹介
知財・契約とビジネスのシニアエキスパート
主な経歴
大手金属材料メーカーで長年、知財部門の責任者を務め、頼りになる闘える知財責任者として活躍した。
経営における知財戦略の重要性が増す中、自社技術(知財)と経営資源の視点から、海外を含む他社とのスキーム検討、各種の技術契約に潜むリーガルリスクについて経営層に判断材料(資料)とその時点で考えられる適切な選択肢、意見を提示することで、経営に貢献。
又、出願による権利化のみならず、出願せずにブラックボックス化したノウハウを管理する仕組みを含む社内での知財管理のしくみ構築で貢献。
国内企業・大学のみならず、米国、中国など他社とのライセンス契約、技術援助契約、共同開発契約、契約履行管理、交渉、係争の経験が豊富で、海外の知財係争(訴訟含む)に関して各国ごとに異なるアクション・視点をアドバイスし、係争にかかる膨大な時間と莫大な費用を最小化できる契約と係争のプロである。
社外活動では、知財関連団体に所属、代表的役職を歴任し、知財やライセンスに関する産学官での情報交換、研究活動、国際交流等を経験。
現在は、米国特許法律事務所の日本窓口として活躍中。
支援領域(例)
・知財戦略視点からの経営への貢献
・アライアンス・ライセンス・技術契約に関する対応(特に、英文契約に潜むリスク検討と対応)
・自社技術の棚卸・見える化と社内インフラの構築
・知財係争(訴訟)に関する対応
・最新の知財情報や幅広い人脈に基づく対応
*その他、自社技術の取り扱いや知財(特許)関連でお悩みの方はお問い合わせください。
設備調達とコンプライアンスのシニアエキスパート
主な経歴
大手化学メーカー、系列のエンジニアリング関係会社にて、長年資材調達責任者を務めた。
米国での新規事業の工場建設と現地化を経験。シンガポール、台湾、中国等で調達業務を通して現地文化への対応など海外対応経験が豊富。系列のエンジ二リング関係会社では、国内外の大型プロジェクトの調達業務の指揮を執る傍ら、コストエンジ二リングのしくみを構築して 妥当性のある「安く買う」調達基準を整備、運用、定着し、自社・親会社の経営に貢献。
その後、新規事業開発責任者を経て、常勤監査役に就任。
常勤監査役時代は、下請法や建業法に精通し、実践的な法律遵守の
勘所を伝授しながら、コンプライアンス違反の防止、解決にあたり、不正、癒着撲滅に尽力。
支援領域(例)
・コストエンジニアリングによる安く買うしくみと体制構築
・海外調達への対応
・コンプライアンス対応
・不正や癒着の防止への貢献
*その他、資材購買、コンプライアンス対応でお悩みの方はお問い合わせください。
プロジェクトを成功に導くシニアエキスパート
主な経歴
大手自動車部品メーカーにて、製品開発に従事し、数多くの技術的ブレークスルーを経験。
米国駐在時、マネージャーとして現地化と収益改善で経営に貢献。
帰国後、製品企画部門でプロダクトマネージャーとして、日本発グローバルに向けの製品開発や日本のカーメーカー向けのビジネスの拡大に貢献。
定年後、嘱託のシニアマネージャーとして、生産改善関係のプロジェクトのリーダーや中核メンバーして活躍。8年間の様々なプロジェクト活動を通じて現役世代への課題を解決する技術・技能の伝承、若手・中堅の人材育成というシニアの使命も果たした。
特に「チャレンジングな課題解決プロジェクト」「経営上重要だけどなかなか進まないプロジェクト」等、生涯を通じて難度の高い数多くのプロジェクトに携わり、課題の性格や起こっている問題の本質を見極め、解決の道筋を的確に立てることによって課題の解決を支援し、今までできなかったことができるようになった。『成功にマジックはなく、技術的課題や組織間をまたぐ課題などを見える化し、プロジェクト関係者の英知を集めて一つ一つ地道に解決することがカギ』ということが信条。
経営者から継続を懇願されるほどの外資大手が手放したくなかった課題解決の匠。
支援領域とテーマ(例)
●品質関係
・慢性的な製品、資材の品質不良の低減
●コスト関係
・製品の採算性の改善
・製品、資材の在庫削減
・製品、資材の棚卸在庫差異の削減
・物流コストの削減
・予備品の在庫削減
●製品関係
・製品機能、性能の向上
・新製品の戦略策定と開発企画
●生産関係
・生産機械の稼働率の改善
・IoT化の推進
・自動化の推進
・技術や技能の伝承の推進
●知財関係
・特許出願件数の向上
・ノウハウの蓄積と管理
*その他、その他、お悩みのテーマがあればご相談ください。
化粧品製品化および中国市場攻略、契約書のリスク回避とコンプライアンス対応のエキスパート
主な経歴
化粧品・医薬品原料に関しては大手である化学品製造・卸売会社にて約 41年間、貿易・購買・販売・生産管理・法務等の部門を経験した。また、トップの信頼が厚く、下記の4つの分野のいずれで活躍した経験と知見を持つ。
1.化粧品原料販売と市場や顧客のニーズに合った原料選択と処方化と商品化
2.化粧品製造、販売の中国事業運営
3.契約に潜むリスクの回避
4.コンプライアンス対応の体制と仕組み構築
以下それぞれを紹介
1.化粧品原料選択と処方化と商品化
販売部門での11年間、国内医薬品・化粧品分野の顧客を担当し、各顧客の特性に合った販売方法で拡販を行い、後半の3年間顧客別売上トップを記録した。また営業部長時代には、販売代理店との協力体制の強化を行い、新規顧客を獲得した。
原料を組み合わせて化粧品の処方設計を考える時に、効能、ストーリー性があると面白いことに着眼し、あくなき探求心を働かせ、ローズヒップ油、オリーブ果汁水、牛乳などの取り扱いの難しい原材料の特徴を生かして化粧品メーカーの商品化に寄与してきた。
2.化粧品製造、販売の中国事業運営
約6年間、中国にて化粧品OEM製造を行う現地法人の社長として製造と販売体制の改善を行い、黒字転換を果たした。
並行して中国において、化粧品原料販売の現地法人の設立準備を担い、現地法人を設立し、約2年間、法人代表を務め、中国販売チャネルの整備及び拡販を行った。日系で初めて上海や広州で出張開放研究所を開設し、顧客と一緒に化粧品作る機会を設け拡販に貢献した。
3.契約に潜むリスクの回避と4のコンプライアンス対応の体制としくみ構築
退職前の6年間、会社全体の業務に精通していることを買われ、法務部門の立上げ、契約法務及びコンプライアンス体制の整備と運用を担った。
支援領域とテーマ(例)
● 化粧品関係
・化粧品への原料活用、処方化支援
・既存原料の化粧品用途展開支援
・日本国内および中国での化粧品関連の法規制対応への助言
・化粧品の市場性検討、販路開拓、マーケティング支援
・化粧品製造委託先開拓支援
・化粧品の中国市場進出、販路拡大支援
●中国関係
・中国での立地調査、法律・規制、設立条件等の設立支援
・中国に関する化粧品原料輸出入関連規制の助言・アドバイス
・中国化粧品市場の情報収集支援
●契約関係
・契約書に潜むリスク、問題点の抽出、対処、対応支援
・契約管理システム(しくみ)の設計、構築、運用と運用のための利用者(管理職/担当者)教育
・取引契約(売買契約、製造委託契約、研究開発契約、Distributorship
Agreement、秘密保持契約 等)の作成支援
●コンプライアンス関係
・コンプライアンス体制構築(初期)
・しくみ運用のための管理者、従業員向け教育プログラム設計と運用支援
*その他、お悩みのテーマがあればご相談ください。
人材開発研修のエキスパート
主な経歴
大手航空会社にて42年間勤務。
航空券の販売からキャリアをスタートし、整備本部で予算編成/原価管理や航空機の部品調達を担当。
本社調達部門で航空燃料のグローバル供給網を構築した。
貨物の関連会社に出向し、代理店や荷主への営業責任者を務め、その後、本社に帰任しローマ現地で支店の開設責任者を務め、超短期間での設立、運営に成功した。
帰国後、マイレージクラブの会員向けコールセンターの統括責任者を務め、さらにGDS販売関連会社へ出向し営業推進室長を務めた。
その後、旅行パッケージ販売関連会社に出向し営業本部の常務取締役を務めた後、航空貨物の関連会社に出向し、営業本部副本部長として全体を統括した。
自らキャリアコンサルタントの資格を取得。
本社人事部へ異動した後、8年間にわたり社内研修全般を担当し、本体のみならず、グループ会社を含めた全社の研修体系の再設計に携わった。
人事部在職中は研修コースデザインを身に着け、地道な現状調査を基に改善点を洗い出し、自社の経営方針、人材戦略に沿った研修体系を構築した。
制度設計だけではなく、階層別、選抜型、キャリア開発の研修講師も担当すると同時に、社内人材の中から研修インストラクターも育成した。
また、コロナ禍におけるオンライン研修では、受講生に飽きさせない工夫で好評を博した。
支援領域とテーマ(例)
【研修体系再設計支援】
豊富な経験とキャリアコンサルタントの資格を持ったエキスパートが会社に貢献する人材育成のための研修体系の再設計を支援します
【階層別研修】
一貫性のある階層別研修への再整備を支援します
【研修委託先選定】
研修業者と講師を委託する時の評価選定を支援します
【研修内製化支援】
本来の内製化目的の達成と外部支払費の低減を支援します
【研修コンテンツの開発/作成/講師育成の支援】
・階層別、選抜型、キャリア開発、選択型のコンテンツ作成を支援し、講師も承ります
・コロナ禍で増えた「オンライン研修」における効果の高い研修の企画・実施を支援します
【研修講師養成】
コンテンツ作成支援を通して、研修講師の育成を支援します
【心理的安全性の高い職場作り】
製品・ものづくりのイノベーション、離職防止、風土改革に効果のある従業員満足度が高い研修コンテンツの開発を支援します
【グローバル化対応支援】
真のグローバル化に対応できる人材育成研修の企画実施を支援します
【キャリア形成支援】
・中高年のキャリア再開発による自律型社員の育成を支援します
・若年層向け将来キャリアデザインによる自律型社員の育成を支援します
【人事評価制度の見直し支援】
人材育成計画に合わせて適切な人事評価制度の設計を支援致します
*その他、お悩みのテーマがあればご相談ください。
エキスパートの社内研修
長年、企業の専門領域で実践し、経験してきたからこそ語ることができる具体的な事例を交え、わかりやすくお話します。
受講者にとって普段は退屈な研修ですが、リアルな事例を交えることで効果のある研修が実施できます。
対象領域
・知財全般
・法務(契約関係)
・建設業法対応
・下請法対応
・不正取引防止(コンプライアンス)
・設備調達
・生産トラブル対応
・部門横断プロジェクトの設計と推進
・化粧品向け原料商品化企画(原料メーカー向け)
・化粧品商品化企画(化粧品企画会社向け)
研修テーマ例
・設備調達担当者が知っておくべきコンプライアンスとは
・設備調達におけるコンプライアンス・不正防止の考え方
・個人の買い物とは違う企業の設備調達の基礎
・【設備調達】誰もが納得する‘安い’の再定義と実践
・安く買うための新しいアイデア
・知的財産権の種類、効果と違い(基礎編・実践編)
・これだけは知っておきたい「契約」に関する知識(基礎編・応用編)
・海外企業との交渉術(交渉はハーバード流だけではまとまらない!)
・ビジネススキームと契約について
・知っておきたい国際貿易に関する規則
・プロジェクトが停滞した時の刺激策
・失敗しない変化点管理
・外資でやっているQC手法の実践的活用術
・現場で進める技術・技能伝承の実践的進め方
・手に負えない厄介な生産トラブルに出会った時の対応方法
・エンジニアリング会社における業法遵守のあり方
(→テキストサンプル ダウンロード)
・設備・工事調達の特徴と勘所<製造業調達編>
・設備・工事調達の特徴と勘所<エンジニアリング業者編>
(→テキストサンプル ダウンロード)
・これだけは知っておきたい各種契約の勘所
(→テキストサンプル ダウンロード)
*実態に合う研修にするため、ご要望をお聞きし、カスタマイズします